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ボーダーに現れる感情爆発とは

ボーダーとのコミュニケーションで最も問題となる要素は、感情の激しさでしょう。感情爆発と言った方が理解しやすいかもしれません。それなりに成長した大人が、まるで乳幼児のように癇癪をぶつけてきます。特にノンボーダーはターゲットにされて、あらゆる否定的な感情の責任を転嫁されてしまいます。

ボーダーの感情が爆発する理由は、激しい情動を発生させるような衝撃的な出来事があったからではありません。爆発するまでに怒りや悲しみが少しずつ溜め込まれて、その情動が飽和するとターゲットに向けて放出されるのです。だから、原因の大半はターゲットにあるわけではなく、日常生活の些細な出来事や親との軋轢にあったりします。自分の感情を押さえ込んでしまう慢性的な抑うつ状態が、思春期頃から続いているのです。

しかも、ボーダーは何事も10か0かで判断してしまうので、否定的な感情を溜めやすい上に、適当に流すことができません。健全に育った者でも似たような状況はあると思いますが、感情をある程度は制御できるものです。ところが、ボーダーにはあまりにも強い情動が湧き上がり、その感情爆発を本人が覚えていない場合も少なくありません。だから、数時間後にはニコニコできるのです。

抑うつと感情爆発という仕組みの根本的な原因も、両親の養育態度にあります。幼少期から親に押さえつけられ、支配されていたボーダーは我慢ばかりしてきました。親に服従しなければ愛情を得られないのですから、仕方がありません。自分としては不本意でも、親には口答えさえできません。その不満を嗜癖で解消している人もいるでしょう。ボーダーもノンボーダーも感情爆発は虐待の後遺症だと受け止めて、できるだけ感情を抑うつしないように生活しましょう。

 
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2014-11-15 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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