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ボーダーに見られる理想化とこき下ろしとは

ボーダーには、同じ相手に対して最高だと誉め称えた直後に、最悪だと罵詈雑言を浴びせるような態度が多く見受けられます。「理想化とこき下ろし」とか「分裂(スプリッティング)」といった言葉で説明されていますが、何事も10か0かで判断してしまい、許容範囲が狭いのです。

例えば、デートの最中にベタベタと甘えていたのに、些細な出来事をきっかけとして苛ついたり怒ったりするのです。しかも、激怒した数時間後には機嫌が良くなることもしばしばです。常に両極端な心理状態にあり、平穏で安定した心理状態はほとんどありません。そのため、ノンボーダーなどは腫れ物に触るように接することとなり、不安定な心理状態に巻き込まれてしまいます。

また、ボーダーはコミュニケーション能力が低いので、相手と問題が生じると、その問題を解決しようとせずに、関係を解消して済ませようとします。相手は普通にコミュニケーションしているのに、ボーダーは二者択一の世界に生きてきたので話し合おうとしないのです。これでは、対人関係が成立しません。

この理想化とこき下ろしの原因も、両親の養育態度にあります。簡単に言ってしまえば、「親に従ういい子」か「親に従わない悪い子」という評価を乳幼児期から繰り返された結果です。コミュニケーションにはさじ加減があり、会話によってお互いの理解を深めるという訓練を積めなかったわけです。一朝一夕に修正できるような思考方法ではありませんが、ノンボーダーなどが愛情を伴って粘り強く関われば、徐々にでも解消できる特性です。

 
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2014-11-13 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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