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ボーダーが感じる見捨てられ不安とは

ボーダーは、自分が見捨てられるのではないかという不安を常に抱えています。その対象はノンボーダーであったり、友人であったり、同僚であったりします。しかも、不安になるだけではなく、その不安を原動力として苛ついたり、逆ギレしたりするのですから、周囲の者は堪りません。特に、無関係の者に八つ当たりする場合があるので、周りから人がいなくなるという悪循環に陥ってしまいます。見捨てられ不安が見捨てられ体験を増やしてしまうのです。

見捨てられ不安の原因は、両親の養育態度にあります。「何があろうとも絶対に子供を守る」という姿勢を親はとり続けなければいけないのに、毒親は自分の都合に応じて子供を操作しています。「いい子」なら守ってくれるけど、「悪い子」なら守ってもらえない。親を満足させれば可愛がられるけど、不満を感じさせたら捨てられる。子供はそんな感情を抱えたまま成長することになり、心の奥深くに見捨てられ不安を植え付けられてしまいます。

しかも、機能不全家族には話し合いが存在しません。親だろうと子供だろうと一人の人間として尊重され、各々の考えや意見は平等に扱われるべきなのに、毒親は自分の価値観や考えを強制するのです。そのため、子供は自己主張や協調性について学ぶ機会を失ってしまい、支配や服従、あるいは逃避といった人間関係に縛られるようになります。

だから、ボーダーは自分の本心を明かすと見捨てられるのではないかと恐れ、相手が自分の本心を察してくれないと不満を感じるのです。その反応も激しい感情となったり、意味不明な言動となったりして現れるので、ノンボーダーは振り回されてヘトヘトになります。「何があろうとも絶対に見捨てない」という態度を取らなければ、見捨てられ不安から生じる試し行為はなくなりません。

 
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2014-11-11 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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