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いじめは生きづらさの原因ではありません

人間社会には摩擦が付き物です。人それぞれ様々な考えや主張があり、社会のどこかで何らかの関係を持たざるを得ないからです。その関係が特定の場所で構成される時、人はグループを形成するようになり、グループとしての意志を持ち始めます。すると、グループを維持するためには価値観や目的を共有しなければならず、共有できない者はグループを離れたり別のグループを作ったりします。そうした活動では必然的に反目や衝突が発生するのであり、最近では多数から個人への攻撃を「いじめ」という大きな括りで総称する場合があります。

つまり、社会活動にはいじめが伴うのが当たり前で、問題が発生するたびに「いじめ」に原因を求めても意味がありません。殴られたり蹴られたり、無視されたり、嫌がらせを受けたりすれば、人は直接的な事実に目を向けがちです。攻撃してくる相手、対立している相手にその原因があると考えるでしょう。しかし、本質的な原因は、あなたの受け止め方にあります。相手と共依存関係にあるから、あなたは苦しさを感じているのです。

あなたが相手を必要としないならば、グループを去ればいい。法をもって対処すればいい。手段を選んで報復すればいい。身体が痛かったり腹が立ったりしても、健全な心は痛みません。あなたのコミュニケーション能力が高くなり、圧力に対抗する意志が強くなれば、相手は迂闊にあなたを攻撃できません。あなたに絡もうとする者は、あなたに構って欲しいだけです。

もしも、「いじめが原因で生きづらい人生になった」と考えているならば、自分の生育歴を振り返ってみてはいかがでしょうか。物事の思考方法や対処方法に機能不全家族の影響がありませんか。あなたをいじめている人物は、あなたの両親に似ていませんか。生きづらい状況に「いじめ」があるだけで、原因は自尊心の低さだったり、ストレス耐性の低さだったりしませんか。

 
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2014-10-17 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 2 :
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Re: No title
hiroeさん、ご来訪ありがとうございます。
そうですね、帰れる場所って大切ですね。
居場所がない子供や若者が多いと感じますが、
受容力、共感力、包容力が親に欠けているのだと思います。
2014-10-18 17:26 : 清水賢一 URL : 編集
No title
本質的に、いじめはなくなるものではありませんね。
誰しも持っている相手を「疎外」する心。
どれだけ心が健康に保たれているか。
温かく、強く、抱きしめてもらえて帰ることのできる
場所があるか。
とても大切な事ですね。
2014-10-18 10:15 : hiroe URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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