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嗜癖(アディクション)の仕組みを理解しましょう

嗜癖とは有害な習慣です。アルコール、薬物、ニコチン、ギャンブル、食べ物、買い物、窃盗、セックスなどを過剰に取り入れる行為です。依存症とも呼ばれますが、自分の意志に反して制御不能になると一般的には理解されています。物質に対する嗜癖、行為に対する嗜癖、関係に対する嗜癖に分類されます。多くの精神科医や自助グループなどでは、対症療法的に嗜癖している行為を抑えようとするようですが、最近では根本的な要因に目を向けるようにもなっています。

その根本的な要因とは当事者が抱える心の問題です。嗜癖に陥る多くの人達は幼少期に機能不全家族に育っており、その頃に受けた心の傷に気付かないまま成長しています。だから、いくら対症療法的に嗜癖をやめさせようとしても、上手くいかずに再び手を出してしまうのです。嗜癖もPTSDの一種で、脳の前頭前野では行動を制御できない状況にあるのだと私は理解しています。

極端な言い方になりますが、当事者が欲しているのはアルコールや薬物などではなくて愛情です。もちろん、仕事が上手くいかないとか、失恋したとか直接的なきっかけはあるのでしょう。しかし、親に対する不満や怒りが根底に存在し、その底上げがあるからこそ日常生活が苛つくものとなり、自分を制御不能にしてくれる物質や行為や関係に嗜癖するのです。なぜなら、自分と向き合わずに済むからです。

もしも、あなたが何らかの嗜癖に陥っているならば、まずは嗜癖の仕組みを理解しましょう。そして、幼少期から受けた養育を振り返ってみましょう。さらに、嗜癖対象を無意識に選択している理由について考えてみましょう。そうやって自分と向き合わない限り、本質的な解決はできません。生きづらいと感じているあなたが、自身を痛めつけているもうひとりの自分と対話するイメージです。

   
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2014-10-15 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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