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承認欲求を放置してはいけない

あなたの生きづらさには、承認欲求という要素もあるのではないでしょうか。自己肯定感が低いならば、乳幼児期や少年期に親から認められた経験がなかったり、少なかったりするはずです。見捨てられるのではないかという不安やコントロールに対する怒りと同様に、親から認められたいという気持ちも生じているでしょう。

両親から否定され続けた真由美は、自分に自信がないと話していました。そのため、不本意な内容であっても嫌われるのを恐れて断れず、人から褒められても不安になるといった状況に陥っていました。つまり、人の顔色をうかがうように育てられ、自分の本心を明かしてはいけないと擦り込まれたのです。互いの存在を認め合うことから人間関係は始まるのに、彼女の両親は最も基本的なコミュニケーションを知りませんでした。

養育とは、子供に肯定的なメッセージを送る行為です。その養分を得られなかった子供が成長すると、承認という代償行為を周囲に求めるようになります。あなたの欲求は幼少期に留まったままだから、不満が燻り続けているのです。しかし、社会は親ではありませんから、懇切丁寧にあなたの相手をするはずがありませんし、無条件で承認するはずもありません。

では、今から親の承認を得ようとすればいいのか。残念ながら手遅れです。なぜなら、あなたの両親も健全な養育を得られなかったのであり、今さら思考回路は変わらないからです。子供よりも優位に立とうとする支配的な親は、子供に対する行ないを反省しません。でも、諦める必要はなく、あなたは認めて欲しいという感情を放置してはいけません。あなたを支援する人がいるならば協力を仰ぎましょう。誰にも協力を得られないならば、社会との接点を増やして承認される機会を増やしましょう。そうやってコツコツと積み上げた承認が、自己肯定感に繋がります。

 
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2014-05-12 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 2 :
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Re: タイトルなし
匿名さん、こんにちは。
たぶん、その状況は、その人を信じられなくなって壊すのではなく、上手くいっているに関係に不安を感じて壊しているのだと思います。幼少期から人生を親に壊され続けた人は、自分の人生が上手くいきそうになると、親に壊される前に自分で壊してしまいます。また、信じるか信じないかという二極化した考え方もやめましょう。信頼は、お互いのキャッチボールを長期間続けた上で、徐々に培われます。その最初の段階は、些細なことでもお互いに認め合う関係です。
2015-02-07 15:34 : 清水賢一 URL : 編集
社会に出てもうまくいきません。人間関係が築けず築けている途中で信じられなくなりすべて壊してしまいます。
2015-02-06 16:27 : URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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