fc2ブログ

敢えて、死者に鞭打つ

長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された少女の父親が自殺を図った模様です。多くの報道で加害者家族として論評されているようですが、彼は加害者家族でしょうか。

佐世保同級生殺害:容疑の少女の父が自宅で自殺か(毎日新聞)

私は彼こそが真の加害者だと考えています。確かに娘は殺人犯です。けれども、娘は父親に金属バットを振り下ろし、同級生を殺害してまで父親に報復しているのです。見事に父親を晒し者にして死に至らせたわけですが、何もされていない娘がこのような行為を行なうとは思えません。親の価値観を押し付けられた程度で、猟奇殺人を実行するのでしょうか。私は近親姦があったのではないかと疑っています。

この父親は自分で責任を負わずに、永遠に逃げ果せました。本当に腹立たしい。だったら、なぜ娘が小学生の時に自死しなかったのか。娘に金属バットを振り下ろされた時に、殺させなかったのか。無関係の少女が巻き込まれてから、自分を守るために自殺して許されるわけがありません。

彼は外面が良い人物でした。娘と仲が良さそうな写真を公開していました。娘の薬物混入事件を揉み消しました。自分が殴打された事件も葬りました。でも、今回の事件は隠せませんでした。だから、自分を社会から消し去りました。では、自殺で何を隠そうとしたのでしょうか。そう、真実です。

娘は誰も信頼していないから行動を起こしたのでしょう。心底信頼できる相手が見つからない限り、永遠に真実を語らないと思います。それでは父親の思う壷ですが、父親を憎みながらも慕っていたはずです。機能不全家族に育った子供の回復において最も困難な点は、親子という関係にあります。彼女が自分の感情を整理して、回復できるよう願っています。

 
スポンサーサイト



2014-10-07 : 機能不全社会 : コメント : 5 :
コメントの投稿
非公開コメント

Re: No title
非公開コメント有り難うございます。真由美の両親や兄弟とそっくりですね。典型的な機能不全家族から脱出できて良かったです。頂いたコメントから察するとご両親を見切っているようですので、今のご家庭で幸福な人生を歩まれることと思います。機能不全家族は子供には自覚できず、外からは分からないのが厄介ですが、周囲の大人が子供に気付かせなければなりません。

親との関係が悪いだけなら、子供の被害はアダルトチルドレンのレベルだと思います。この事件では、娘は父親から決定的な行為を受け続けていたはずです。それがなければ、強固な殺意や猟奇的な行動を説明できません。間違った認識を広めないために、真実の開示や報道が必要です。
2014-10-17 09:18 : 清水賢一 URL : 編集
Re: はじめまして
ダメダメ管理人さん、はじめまして。お読みくださり有り難うございます。
秋葉原の通り魔事件で、親との関係が多少は明らかにされたので、確かに世の中の理解が少しは進んだかもしれません。単なる異常者だのサイコパスだのというレッテルはネット上の野次馬が貼っているだけですね。

「ダメダメ家庭の目次録」のご挨拶とリンク先「学術的な視点」「権威主義」などを拝読しました。私と同じような視点をお持ちだと感じましたが、機能不全家族、ダメダメ家庭がこれ以上広がらないようにしたいですね。
2014-10-12 17:00 : 清水賢一 URL : 編集
はじめまして
はじめまして。

「ダメダメ家庭の目次録」という、機能不全家族のメンタリティーについて書かれたメールマガジンをまとめたサイトの管理人をしている者です。
 私自身、機能不全家族で育ったが故の問題点を多々抱えて生きているという自覚があります。早世したきょうだいのひとりは、アルコール依存症でした。しかし、機能不全家族(機能不全家庭)という用語や概念は、社会に十分に認知されているとはいいがたく、マスメディア(マスコミ)もほとんど取り上げません。ならば、インターネットにて発信していきたい、というのが、私が「ダメダメ家庭の目次録」の管理人をしている理由です。
 「佐世保 機能不全家族」というキーワードで検索して、あなたのブログにたどり着きました。

 佐世保の高1女子殺害事件については、10年前に類似した事件が同市で発生していることもあり、私も関心を持って成り行きを見ておりましたが、非常に残念な結果になってしまったと感じております。父親がすべきことは、自らの命を絶つことではなく、自分の娘から目を背けずに真摯に向き合うことであったのですが、それがなされる機会は永久に失われてしまったことになります。この父親は「自分自身に非がある」ことを認識することに耐えられなかったのでしょう。
 ただ、現時点でのマスメディアや専門家の対応として、本人である加害少女に、発達障害もしくはそれに類する疾患名をつけることを極力避けているような印象を、私は受けます。

 2006年に奈良県で、進学校の男子高校生が、自宅に放火して継母などが焼死した事件がありました。医師である父親は少年の学業成績に対して厳格であり、この少年にたびたび暴力をふるっていたようであります。私はこの事件の当事者たちとは、直接の知人ではないものの間接的なつながりがあり、事件には深い関心を持っているのですが、この少年には「広汎性発達障害」との診断が下されたようです。

 今回の佐世保の事件は、猟奇的な面もあり、上記の奈良県の事件とは単純に比較できないのかもしれません。しかし、この10年で、「加害少年(少女)を異常者認定して終わり」という風潮は是正される傾向にあるのかもしれません。
2014-10-11 15:42 : ダメダメ管理人 URL : 編集
Re: 悲しいです
fridayusaoさん、こんにちは

確かに、この状況では父親は逃避するしかないとは思います。ただ、そうした世間一般の見方とは異なる視点を提示しておこうと思いました。殺害された高校生や親族も、怒りの矛先を向けようがなくなってしまいましたし。

修羅場を共有した証人だからこそ、逃げてはいけなかったのです。真実に向き合って、場合によっては娘に謝罪しなければなりませんでした。その行為こそが娘が回復するために最も必要なことではないでしょうか。まあ、それができていれば、このような事件は起きなかったのでしょうけど。娘の更正を私も願っています。

fridayusaoさんは私より少し年下だと思うのですが、1980年の金属バット殺人事件が社会に与えた衝撃をご存知でしょう。あれほど大騒ぎになったのに、金属バットで両親を撲殺したという事実しか残りませんでした。結局、私達の社会はあの事件から教訓を学んでいません。また、精神医療は北米から30年は遅れていると思います。そういう意味では、今回の事件の父親は社会が必要とする証人として生き残っていたのです。真実を全て明らかにしてくれれば、社会は教訓を得られたのではないかと残念でなりません。
2014-10-08 11:26 : 清水賢一 URL : 編集
悲しいです
このお父さんはきっと何もかもから逃げたくなったんだと思います。確かに生身の人間は弱いです。彼が何をどれだけ失ったのか知りませんが実の娘が今生きていて、残虐で歪んだ心の矯正をようやく始めたばかりです。私自身叩けば埃の出るような人間ですが今でも更生をあきらめてはいません。想像を絶する苦悩や混乱だったのかもしれませんが、このお父さんこそ修羅場を共有した証人と言えるのではないでしょうか。人間は変われます。どうかもう誰も死なないで。更生をあきらめないでください。
2014-10-07 21:21 : fridayusao URL : 編集
« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング