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川崎・母親バラバラ殺人の裁判記録

川崎で母親を殺害し、遺体をバラバラにして捨てた少年の裁判員裁判が行なわれました。全て傍聴した記者の報道を読むと、過保護過干渉や共依存が事件の一因であると理解できます。

川崎・母親バラバラ殺人の全裁判を傍聴 事実を冷静に見つめる目を養いたい(産経ニュース)

しかし、腑に落ちないのが、殺してバラバラにするほどの強い殺意や憎悪がどこから湧き出ているのか、という点です。記事に書かれている内容では、結果とのバランスを欠いているように感じます。いくら母親の支配から逃れるためとはいえ、娘と母親に比べて、息子と母親の場合は距離を取りやすいはずです。自分で収入を得ていたのだから本当に家を出ることもできたでしょう。

30年以上前に、同じ川崎で金属バット殺人事件が起きましたが、この時も凄惨な現場の状況が不釣り合いだと多くの関係者は感じたようです。今回の事件には、まだ明らかになっていない事実はないのでしょうか。また、一部では、少年は精神疾患で通院歴があると報じられています。だとすれば、向精神薬の影響があるかもしれません。傍聴も取材の一つですが、足で稼ぐのが記者の本業です。

 
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2014-10-03 : 機能不全社会 : コメント : 4 :
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Re: タイトルなし
機能不全家族とかパーソナリティ障害は、深く関わらないと見えてこないので難しいですよね。「家族が密室になってしまった時代の現代病」という見方は的を得ていると思います。子供は親が育てているようで、実は乳幼児期から様々な大人と接点があり、社会に育てられて成長する。それが、親がほとんど抱えるようになって、その親に問題がある場合に子供がもろに影響を受けてしまっているのですよね。

ACとパーソナリティ障害と解離性障害は無関係のように思われるかもしれませんが、私はすべてC-PTSDの反応だと考えています。楽しい物語ではないのですが、拙著をお読み頂けると共感しながら理解を進められるのではないかと思います。

今後ともよろしくお願いします。
2014-10-08 10:49 : 清水賢一 URL : 編集
ブログ主様のことをよく存じ上げもせず、早まったコメントをしてしまいました。
大変申し訳ありませんでした。
私も家族に人格障害者 (いえ、今はパーソナリティ障害と言うんですね)を持ち、
私自身は回避性パーソナリティ障害ではないかと思っております者です。
パーソナリティ障害とは、家族が密室になってしまった時代の現代病とも言えると思います。
益々増えると思いますので、その認知や多方面からの適切な援助が求められると思っています。
ご本の紹介ありがとうございました。読ませて頂きます。


2014-10-07 19:47 : 匿名 URL : 編集
No title
匿名さん、コメントありがとうございます。

私が書いた「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」をお読みになられていないようですが、イメージできるも何も、私はボーダーと暮らしています。過去には、激しい暴力を受けたことも一度や二度ではありませんし、ストレスで頭のてっぺんから爪先まで全身に蕁麻疹ができたこともありますし、包丁を持たれたこともあります。

「腑に落ちない」のは、この事件で外に出ている情報だけでは腑に落ちないという意味です。根拠なく論評するわけにはいきませんので。私が一緒に暮らしている人格障害者は幼少期に実兄から性虐待を受けていました。他にも重篤な被害を受けていた可能性が高いのですが、心の一番奥に封印されています。

だから、この記事で取り上げた事件だけではなく、多くの不可解な、凶悪とされる、あるいはサイコパスなどという根拠のないレッテルを貼られた事件では、本当の理由が隠されていると考えています。子供の頃に近親者から酷い加害行為を受けた場合には、本人さえ解離して記憶を葬るのですから、事件の真実には簡単に辿り着けません。それで、通り一遍の取材ではなく、丹念に調べるように記者に促したつもりです。

まあ確かに、共依存に陥っていたら男女の差はないかもしれませんね。匿名さんはこうした分野に感心がおありのようですので、拙著をお読み頂けると有り難いです。
2014-10-07 15:43 : 清水賢一 URL : 編集
このコメントはこの記事への批判ではありません。意見ちょっと言わせてって、感じのものです。

> 腑に落ちないのが、殺してバラバラにするほどの強い殺意や憎悪がどこから湧き出ているのか、

ブログ主様は、あえてブログタイトルに人格障害を前面に押し出していらっしゃるわけですが、
本当にリアルに人格障害者と暮すことをイメージできますでしょうか?
実際に親が人格障害者である人や、人格障害者をイメージ出来る人なら、この事件、その強い殺意や憎悪を不思議に思わないのです。
だからこそ、ただただ悲しい事件です。その家庭外の人間にはどうすることも出来ないから。
人格障害という「普通の顔をした狂気」というものの認知が広がることが必要でしょう。そういう意味でブログ主さんは、その認知に貢献なさっておられますが。


> 息子と母親の場合は距離を取りやすいはずです。

いちがいに言えません。息子のほうが「母子密着」に気づきにくいからです。この「気づいていない」ところが恐ろしいのです。
頭の中が支配されているから、気づかないけど、無意識には苦しさは溜まり続けます。
それが一瞬で狂気となって噴き出す可能性があるから。
2014-10-07 07:01 : 匿名 URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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