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子供の自律を阻んでいませんか

過保護過干渉な親に育てられた子供は、自分が親になると過保護過干渉な子育てをしがちです。それは、流儀の連鎖なので仕方がない面がありますが、毒親に育てられたという自覚があるならば注意した方が良いでしょう。保護と過保護の違いがわからなかったり、干渉と過干渉の違いがわからなかったりするために、子供の自律を阻んでしまうかもしれません。

例えば、子供は好奇心が旺盛ですので、どうしても危険な場所や行為に引き寄せられます。危ない状況でなければ親は手を出さずに見守ればいいのですが、ついつい先回りをしようとします。もちろん、親が危険を予測して事故を防ぐ必要はありますが、度を超してしまうと子供の自主性を奪う結果となります。そして、それが日常的に行なわれると子供は親の顔色をうかがうようになり、自分の世界を広げる冒険をしなくなります。さらには、自分の感情を抑えるようになり、自分で自分の人生を生きようとしなくなります。

また、生き物が強く育つためには、身体的にも心理的にもある程度の負荷が必要です。階段を上がるように様々な困難を乗り越えるべきで、それが自信や自尊心にも繋がります。ところが、過保護過干渉な親は子供を囲い込もうとしたり、かわいそうだと感じたりして困難を取り除こうとするのです。自分を鍛える機会を奪われた子供はストレス耐性が養われず、些細な出来事で音を上げるようになります。

保護や干渉の適切な度合いを言語や数値で表すのは難しいのですが、親が成長させるのではなく、子供が自分で成長するのだと理解できれば、過剰な関わりを排除できると思います。子供の自律は親にとって寂しい過程だと認識しましょう。ありふれた言い方になりますが、自分で生きる術を授けるのが親の務めです。

 
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2014-09-24 : 結婚・育児 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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