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毒親の呪縛-1:親に口答えしてはいけない

毒親は独裁者なので、奴隷である家族が口答えすると制裁を加えられます。このように表現すると、鎧兜をかぶった強そうな王様が下々の民に暴力を振るうような印象を受けますが、実際の機能不全家族では必ずしも露骨な暴力や態度が伴うわけではありません。アルコール依存症などで暴れる毒親も少なくないのでしょうが、乳幼児期から子供を支配するためには不愉快な表情を示せば十分です。

乳児がむずかっただけで顔をしかめる親。乳児が自分で食べようとしているのに、さっさと食べさせて済まそうとする親。幼児が転んだ時に一緒に悲しまない親。幼児が自分の考えを伝えようとしているのに、言葉を待とうとしない親。子供の言動や感情にいちいち口を挟んで文句を言う親。子供の交友関係や進学について勝手に決めつける親。

こうした親は、自由であるべき子供の考えを否定して、親の威厳を示そうとします。一切の反論を封じて自己満足に浸ります。毒親から繰り返された日常は、「親に口答えしてはいけない」という子供の諦めになります。その行動様式はさらに広がって、自分の感情を表してはいけないという拘束に子供は縛られるのです。

健全な家族は互いに主張し、互いに耳を傾けます。親に非があれば謝るのは当然で、子供に服従を強いるようなことは有り得ません。子供が言い返せるように育てるのが親の務めです。あなたがアダルトチルドレンだと自覚しているならば、周囲の友人などに家族との関わり方を尋ねてみても良いでしょう。自分が当然だと思っていたことが、常識外れだったと理解できるかもしれません。親に口答えできないならば、不健全な親子関係です。あなたには、親に対して自分の意思を表示する権利があります。

 
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2014-08-31 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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