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自殺と損害賠償請求訴訟

過労やいじめ、原発事故の避難などによってうつ状態になり、自殺した被害者の遺族が、損害賠償を求めて民事訴訟を提起する場合があります。これまでは、原告が主張している原因と自殺の因果関係を立証できずに、敗訴する場合が多かったと思うのですが、近年は損害賠償請求が認められやすくなっていると感じます。

それぞれの訴訟には異なる事情があるわけですが、こうした裁判で訴えられた側が向精神薬を原因として反論するケースはないのでしょうか。例えば、抗うつ薬パキシルの場合は副作用に自殺企図が明記されています。2012年7月には、パキシルの製造元グラクソスミスクライン社は違法販売促進(18歳未満に対するパキシルの投薬など)を認めて、刑事民事合わせて30億ドルもの罰金及び損害賠償金の支払いに米国で合意しています。

パキシルは現在約123万人もの日本人に投与されている薬です。日本でも18歳未満に対する処方が禁忌となりましたが、日本児童青年精神医学会の圧力によって禁忌が解除されたそうです。また、NHK「クローズアップ現代」が子どもに広がる向精神薬被害の実態を放送しようとしたところ、「大変エキセントリックで偏向だ」と児童精神科医が放送前に圧力をかけています。ちなみにこの精神科医は、厚生労働科学研究費で子どもに向精神薬を服用するよう勧める絵本を作成した人物で、長崎県の全公立小中学校に配布しています。そして、先月佐世保で起きた事件の加害者の主治医らしいです。

私は自殺した人を貶めようというつもりは全くありませんが、真実を明らかにしなければ再発を防げないと考えています。向精神薬の副作用は子供に限ったものではありません。損害賠償を請求された企業などには、ぜひとも向精神薬の影響を立証して欲しいものです。

 
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2014-08-28 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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