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社会的な成功と自己評価

長崎県佐世保市で高校1年生が同級生を殺害した事件について、続報がありましたのでご紹介します。この記事によれば、加害者の父親は外面が良く、勝つことにこだわり、支配欲が強い人物だったようです。やはり、機能不全家族に見られる父親の典型です。

佐世保「高1同級生惨殺」事件 すべて私のせいなのか……人生はある日突然、狂い出した 早大卒・弁護士・53歳加害者の父「悔恨と慟哭の日々」(現代ビジネス)

なるほど、誰もが羨みそうなほどに輝かしい経歴です。実は、社会的な成功を収めている人は、自己評価の低さが原動力となっている場合が少なくありません。自尊心が低いために他者の評価を渇望し、結果を求めて常に努力し続けるのです。

けれども、この努力は自己を高めようという純粋な欲求から生じているわけではなく、他者から評価を得るという目的によって成立しています。おそらく、本人も意識できないのだと思いますが、社会的な地位や金銭、異性、権力などを獲得できない行為には、こうした人々は興味が湧かないのではないでしょうか。

逆説的に言えば、自己評価の高い人は人生に満足しているので、がむしゃらな努力に意味を見出しにくいのです。もちろん、打算など一切関係なく、自分の能力に挑戦している人々も多く存在します。無心で自己表現を行なっている人々には、周囲の者は心を動かされます。

それにしても、この程度の機能不全家族に育っただけで、子供がこれほど猟奇的な事件を起こせるのでしょうか。もしそうならば、日本中、世界中で同様の猟奇的な殺人事件が頻発しているはずです。判明している状況は下地にすぎず、核心となる原因が他に存在すると私は考えています。事実をはっきりさせなければ、同じような境遇にいる子供を救えません。

 
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2014-08-25 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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