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精神医療と自殺

もう一つ精神医療の事例として理化学研究所の笹井芳樹氏の自殺を取り上げます。彼も心療内科に通院していたと明らかになっていますが、それでも自死を選んでしまいました。いくつもの遺書を残しているので、衝動的に自殺したわけではないでしょう。けれども、以下の報道では「精神安定剤の処方量は増え、会話できないレベルに」と書かれています。ということは、精神安定剤を飲んだために、正常な判断を下せなくなっていたのかもしれません。

小保方氏宛ての遺書「新しい人生を」の意味深エール(東スポWeb)

もう、25年以上前になりますが、私の親友が焼身自殺を図りました。上司との関係が上手くいかずに悩んでいたのですが、精神科に通院して約3ヶ月位経った頃に、自宅の浴室で灯油を浴びて火をつけました。どんな種類かは不明ですが、親友は抑うつ状態を改善するために精神薬を飲んでいました。その頃は自殺を図った理由が腑に落ちなかったのですが、向精神薬に関する知識を身に付けて私は気付きました。おそらく、やる気が出るように精神薬に後押しされてしまったのです。親友の遺書はなく、すぐに自分で消火していました。

親友は奇跡的に生還しましたが、鼻や耳や全ての指を失って、火傷の酷い跡も全身に残りました。数年前に自ら絶食して亡くなりましたが、精神薬の後押しがなければ悲惨な人生にはならなかっただろうと思います。自殺とは自分に対する殺人行為です。一線を越えるためのハードルは高いはずです。そんなに簡単に越えられるのでしょうか。やはり、精神医療では心の問題に対処できません。愛情や信頼といった基礎的な支援がなければ、心は回復しません。

 
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2014-08-18 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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