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赤城高原ホスピタルに救出された心的外傷被害者

解離性同一性障害(DID)の事例が紹介されています。心的外傷を負う経過や適切な治療を受けられずに薬漬けにされた状況が語られています。もっと早く赤城高原ホスピタルに繋がっていれば、人生の回復が早かったのではないかと残念に思います。でも、現在は「普通に幸せだと思っています」とのことで、ひとまずは良かったですね。

性的虐待を人格交代で凌いだ女性の壮絶半生
トラウマ治療で乗り越えた48歳女性の軌跡
(東洋経済ONLINE/大塚玲子)

DIDの主な原因は性的虐待であるという事例が、また一つ増えました。情緒的な虐待などの不適切な養育も一因だという証明にもなっています。やはり、DIDの生育歴は共通しているのです。

さて、日本では性的虐待が少なくDIDの原因は性的虐待ではないという自説を岡野憲一郎氏はいつになったら撤回するのでしょうか。「BPDとDIDは、その病態としては、ある意味では正反対なものとして捉えるべきである」とは驚きました。だとしたら、同一人物にBPDとDIDという診断を下している精神科医は間違っているということでしょうか。

客観的な根拠が伴わない主張は科学ではなく、当然、医学でもありません。信頼できる調査が伴った欧米の考え方に抗うのは自由ですが、岡野氏は日本における解離性障害の専門家とされている方です(私は甚だ疑問ですが)。岡野氏が日本の心的外傷被害者にとって「障害」とならないよう願うばかりです。

(引用ここから)
第三の可能性はより複雑な問題を含む。それはDIDとBPDが同じ病理の異なる表現形態である可能性である。この場合、DIDのみならずBPDもまたトラウマ由来の障害とみなすことになる。これは Judith Herman(1990)らの提唱した複合型PTSDの概念に顕著に見られる立場である。しかし私個人としては、この第三の見方を極端に推し進めた場合は問題が生じるであろうと考える。
(引用ここまで)

(引用元)岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 精神分析新時代 推敲 58

 
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2019-02-06 : 解離性同一性障害/解離性同一症/多重人格(DID) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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