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法曹界の無知が露呈された「性犯罪の罰則規定に関する意見書」

近親姦虐待トラウマからの回復と成長を語り・学び合うプロジェクト「SIAb.」が、日本弁護士連合会が公表した「性犯罪の罰則規定に関する意見書」に関して面談を行なったそうです。私は知らなかったのですが、刑法改正において弁護士の団体が意見を述べたけれども、その内容が不適切だったので話し合いを求めたようです。詳しくは下記を参照していただくとして、法曹界の無知が露呈された事例だと私は思います。

日本弁護士連合会「性犯罪の罰則整備に関する意見書」へ反対の要望書を提出した報告です。(SIAb.PROJECT)

私は「松見謙佑被告を執行猶予とした島田一裁判官を批判する」という記事で、「集団強姦と変わりない暴行で執行猶予になるならば、性器を挿入したという事実がない限り、何をしても執行猶予で済まされる」と指摘しましたが、どうやら司法に携わる方々は性暴力を少しも理解していないようです。一般的な性暴力でさえこの判決ならば、近親姦被害なんて次元が違いすぎて思考停止に陥るのでしょう。法曹界が虐待や心的外傷の本質を理解するまでに、あと100年はかかるかもしれません。

 
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2016-11-30 : 機能不全社会 : コメント : 2 :

指導者から性的虐待を受けていたイギリスのサッカー選手

イギリスで、引退したサッカー選手ら6人が幼いころに指導者から性的虐待を受けていたと相次いで証言し、衝撃が広がっているそうです。元イングランド代表のポール・スチュワート氏は「性的虐待は広く行われていました。公には語られず、ほとんどタブーでした」とTVカメラの前で話しています。

「幼いころ指導者から性的虐待」 英サッカー選手ら(テレ朝news)

英サッカーに衝撃、監督による若手選手への性的虐待が過去に横行か(AFPBB News)

イギリスでは「沈黙を破ってもいい」と社会が認めているのでしょう。男の子が被害に遭うケースも少なくないという事実も共有されています。日本は未だに沈黙させる社会だというのに。日本のマスコミは他国の性的虐待については躊躇なく報道するのに、なぜ自国の性的虐待からは目を背けようとするのでしょうか。その自覚のなさに気が重くなります。

 
2016-11-28 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

実効性に疑問が残る民事執行法の改正

法務省は、離婚後に取り決めた養育費の不払いに対応するために、裁判所が財産を差し押さえる「強制執行」について定めた民事執行法を改正する検討に入りました。支払い義務があるのに養育費を払わない債務者の預金口座の有無を銀行に照会できる制度を設けるようです。

養育費の不払いに対策、法務省が法改正検討(日本経済新聞)

逃げ得だった現状よりは一歩進むのでしょうが、どうせなら養育費を払わない父親もしくは母親から強制的に資産を没収するという段階まで踏み込んで欲しかったですね。銀行口座がわかっただけでは、差し押さえなどの手続きに費用と時間がかかってしまいます。過払い金のように弁護士や司法書士が儲けるだけなら意味がありません。低額の相場ではなく適正な養育費の基準を定め、禁固刑などの罰則を踏まえて強制的に払わせる制度を作るべきです。

 
2016-11-23 : 結婚・育児 : コメント : 0 :

騙されなかった東京の裁判員

先日、「無策な弁護士に利用される嘱託殺人と精神鑑定」と題して記事にした事件について判決が下されました。高野隼一被告に、東京地裁立川支部(阿部浩巳裁判長)は懲役16年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡しました。弁護側は嘱託殺人の成立を主張しましたが、阿部裁判長は「被害者が自ら死を望み、殺害を依頼する状況にあったとは考えられない」と否定しています。

交際相手殺害に懲役16年判決、嘱託殺人を否定(YOMIURI ONLINE)

そもそも私は「ボダだから殺しても構わないという裁判員の判決」という記事で、嘱託殺人が認定された裁判に対して疑問を呈したのですが、上記の事件では真っ当な判決が下されたと考えています。ただし、全ての殺人事件の量刑が低過ぎるという考えも持っていますが。福井県民の裁判員のように東京都民の裁判員は騙されませんでしたね。国選弁護人かもしれませんが、もう少し理にかなった主張はできなかったのでしょうか。

 
2016-11-21 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :

子供を殺す親の原因は社会にもある

子供を虐待して、殺してしまった事件について「『鬼畜』の家 わが子を殺す親たち」という本が出版されています。以下の記事を読むと機能不全家族の連鎖が根本的な原因だとわかりますが、やはり子供の権利という視点が足りないように感じます。なぜ、こうした人々に誰も手を差し伸べることができなかったのか。そこを掘り下げなければ機能不全家族の連鎖を断てません。

「愛していたけど…」わが子を殺してしまった親の共通点(DIAMOND online)

特に、下田市嬰児連続殺害事件の場合には、この女性が幼少期に性虐待を受けていたのではないかと私は疑っています。子供を殺してしまった親は、子供の頃に数多くのサインを出していたはずです。しかし、周囲の大人が誰も気遣ってくれなかったから、助けを求めようとしなくなり、諦める習慣が付いてしまったのでしょう。それが「受動的な対処様式」です。その原因は社会にもあり、私達が見て見ぬ振りをした結果だと認識しなければなりません。

 
2016-11-18 : 機能不全社会 : コメント : 0 :

無策な弁護士に利用される嘱託殺人と精神鑑定

東京・小平市のマンションの部屋で交際相手の看護師を殺害した罪に問われている高野隼一被告の裁判員裁判が、東京地方裁判所立川支部で開かれています。被告の弁護士は、客観的な証拠が一切ないにもかかわらず「『殺してほしい』と頼まれて殺害したもので、殺人ではなく嘱託殺人の罪に当たる」と主張したようです。

「殺してほしいと頼まれた」看護師殺害の被告が主張(テレ朝news)

ほらほら、模倣犯が出てきました。私は「ボダだから殺しても構わないという裁判員の判決」と題して、嘱託殺人を認めた裁判員裁判を批判しましたが、被告側弁護士の常套手段として嘱託殺人が利用されています。この弁護士は、刑事責任能力の有無も争って、被告の精神鑑定を請求し、裁判所に認められています。

交際相手を鑑定留置 東京、女性看護師殺人(産経ニュース)

精神鑑定を必要とする容疑者が「殺してくれと頼まれた」と言ったならば、それは全く信頼に値しない証言です。これほど矛盾している主張に、また裁判員は騙されてしまうのでしょうか。この次は「彼女は境界性パーソナリティ障害だった」という証言も飛び出すかもしれませんね。弁護士は真実を明らかにする仕事を放棄して、ただ無罪にすればいいと考えているのでしょう。

 
2016-11-16 : 機能不全社会 : コメント : 0 :

トリーチャー・コリンズ症候群の女性が受けた健全な養育

顔の骨が十分に発育しない「トリーチャー・コリンズ症候群」という先天性の障害を持って産まれた女性が紹介されていました。正直言って、初めて彼女を見た人は誰もが驚き、戸惑ってしまうだろうと思います。しかし、差別や偏見に負けることなく山川記代香さんが成長できたのは、両親の養育がとても健全だったからです。

5万人に1人の私 ~トリーチャー コリンズ症候群に生まれて~(日本テレビ)

5万人に1人の私 ~トリーチャー コリンズ症候群に生まれて~(YouTube)

子供がこれほどの障害を持っているのに、両親は必要以上に干渉せず、一歩退いて見守っています。おそらく、乳幼児期からしっかりとした愛着を形成してきたのでしょう。だから、彼女は友人にも恵まれたし、自分の人生を自分で切り開くことができました。本来は、全ての子供がそうやって育てられるべきです。

 
2016-11-14 : 結婚・育児 : コメント : 0 :

性犯罪者を監視する体制

神奈川県平塚市の無認可保育所「ちびっこBOY」で生後4カ月の男の子が死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された保育士、角田悠輔容疑者が複数の女児の裸を撮影していた疑いが浮上しています。しかも、2010年には、幼児の体を触った強制わいせつ罪で懲役3年の実刑判決を受けており、服役していたことも明らかになっています。

別乳児の裸画像保存 保育士を再逮捕へ 神奈川県警(産経ニュース)

幼児わいせつで実刑、保育士登録消されず 平塚乳児死亡(朝日新聞)

性犯罪者は性犯罪を繰り返すと実証されました。この男は刑務所でどんな矯正を受けたのでしょうか。現在の刑務所でも、アルコール依存症や薬物依存症などの歪んだ嗜癖を治療するプログラムは採用され始めていると思いますが、性的指向については手付かずではないかと予想します。そもそも嗜癖への対処は難しいのですから、刑期を終えた性犯罪者を監視する体制を日本でも検討すべきです。

 
2016-11-11 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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