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性的虐待・近親姦の基礎知識-14/信頼

ジュディス・ハーマン氏は、性的虐待・近親姦被害者の治療において、治療者と患者が良好な治療同盟を築くように求めています。治療者は、近親姦体験に起因する恥の意識や絶望感、裏切られる恐怖などを理解し、決して患者を責めたり侮ったりしないという態度をとらなければなりません。そして、心理療法によって問題を解決できると患者に伝え、患者が感情を放出するのを許し、患者の罪悪感を取り除くように働きかける必要があります。つまり、極めて扱いにくい近親姦被害者と向き合い、真の信頼関係を結べれば、自ずと回復に導くことができるのです。

そうすると、患者は出来事を客観的に見られるようになり、様々な感情を分析できるようにもなり、自分を解き放てるようになります。セラピーやカウンセリングといった個別療法だけではなく、自助グループなどに参加する集団療法を併用できるようになります。自分と同じような体験を聴き、語り合うことで、恥辱感や罪悪感を解消していけるのです。犠牲者(victim)から生存者(survivor)となり、成功者(thriver)となる道筋が見えてきます。

実は、この「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」では、具体的な治療方法については、それほど詳しく記述されていません。おそらく、ジュディス・ハーマン氏は近親姦を発見して、深く理解を進めている段階だったのでしょう。そのため、治療者と患者の関係や手順といった概念的な内容に留まっているように私は感じました。しかし、彼女はその後「Trauma and Recovery(心的外傷と回復)」を発表して、体系的な理論を打ち出し、より具体的な治療方法を提示しています。

 
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2016-08-31 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-13/誘惑

ジュディス・ハーマン氏は、性的虐待・近親姦の治療についてかなり深く掘り下げています。「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第11章では、他の出版物ではあまり触れられていない事実に焦点を当てて、治療者と被害者の関係に注意を促しています。私はとても重要なメッセージだと思いますので、長文を引用します。

(ここから引用)
残念ながら、これは珍しいことではない。メンタルヘルスの専門家を対象にしたいくつかの調査は、患者と性的な関係をもつ治療者が少数ではあるが確実にいることを示している。ある調査によると、患者と性交したことがあると答えた精神療法家は、女性では0.6%にすぎなかったが、男性では5%もいた。別の調査では、男性の精神科医の10%が患者とエロチックな関係になったことがあると認めている。さらに、別の調査では、男性セラピストの20%が、患者との性的な関係の禁止に対して自分だけは「例外」だと考えており、70%がそういう行為をしている同僚を知っていると述べている。

近親姦被害者は、このような治療者に誘惑される危険性が特に高い。ほかの男たちと同じように、治療者も近親姦被害者を「格好の標的」とみなすからだ。禁じられた性の対象だったこの女性は、既に堕落しているのだから何をしてもかまわないと考えるのである。それに加えて、患者の方も一種の儀式化されたエロチックな振る舞いかたをするために、治療者は彼女が本当に誘惑されたがっているのだと信じてしまう。なんといっても、患者は男性を刺激して喜ばせるための訓練を受けているのだから、それがとてもうまいのである。実際、彼女は、どんな男性でも誘惑できる、性的な関係なしに自分のことを気にかけてくれる男性などいるはずがない、と信じている可能性もある。そのうえ、自己評価が非常に低いので、治療者の関心を引くための性的な関係をそれほど高い代価とは考えない。要するに、近親姦被害者が世の男性たちに虐待されやすい理由と男性治療者に誘惑されやすい理由は同じなのである。

治療者との性的関係という罠にはまってしまった患者は、昔父親との間で体験した裏切りと失望を再び味わわされることになる。情事の結果は悲惨なものでしかない。さらに悪いことに、治療者は患者の問題を解決するために性交渉をもつのだというふうに合理化し、患者から感謝の気持ちまで求める。
(ここまで引用)

パーソナリティ障害や解離性障害において、身体的な接触を含めた対人関係の再構築は重要だと私は考えています。しかし、それはパートナーの役割であって治療者の役割ではありません。近親姦の問題を扱う訓練を受けていない治療者が大多数を占めるから、治療者は被害者の特性を理解できないのです。生活を共にしてすべてを引き受ける覚悟をしていない者は、ただの加害者にすぎません。

こうした点について、もっと辛辣な批判をまとめている団体があります。市民の人権擁護の会(CCHR)では「精神医学におけるレイプ:女性と子どもを虐待する」と題して、具体的な事実に基づいて糾弾しています。日本では表面化さえしていませんが、治療者と患者の性的な関係が日本だけ存在しないはずがありません。被害者は自分の振る舞いに注意して、治療を受けるよう心掛けましょう。

 
2016-08-29 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-12/無知

「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第11章では、近親姦の被害者がどのように治療を受ければいいのか解説されています。まず、前提として、適切に対応できる治療者が少ない事実を示していますが、30年以上も前のアメリカと現在の日本では、それほど状況に違いはないだろうと私は推測しています。だから、被害者がドクターショッピングをするのは当然だと考えて、自分が信頼できる医師やセラピスト、カウンセラーを探しましょう。以下の文章にある通り、治療者は近親姦を扱う訓練を受けていない場合がほとんどです。

「しかし、残念ながら、このようなセラピストとの幸運な出会いに恵まれる近親姦被害者はあまりいない。近親姦被害者を援助する準備のできていないメンタルヘルスの専門家があまりにも多いからだ。これは単にセラピスト個人の問題ではない。それは制度上の問題なのである。セラピストが近親姦被害者を助ける能力に欠けるのは、彼らが近親姦の問題を扱う訓練を受けていないからだ。それどころか、彼らはその問題を避けるように訓練されている。精神分析学の伝統がメンタルヘルスの専門家たちの間にこの問題に対する否認と不信の雰囲気を創り出している。その結果、治療者養成機関の内部で、世代から世代へと無知が永続化されてきたのである」。

「この事例では、患者は当初セラピストが泣いてくれたことを喜んだ。それは共感と思いやりのしるしだと思ったからだ。しかし、セラピストが近親姦の影響を掘り下げるのを避けたとき、患者はあのときの涙は恐怖と弱さのしるしだったのだと結論づけた。患者のこの直観は基本的に正しい。近親姦の被害者は自分の話が他人に恐怖を抱かせることを知っている。だから、治療者の側の逃げ腰の態度にはきわめて敏感で、ほんのちょっとした言動からも相手の不快感を察知する」。

それでも、近親姦を主な原因とする心的外傷(トラウマ)について理解している治療者がいないわけではありません。現在は、インターネットによって多くの情報を比較的容易に入手できるようになっています。治療者の考えや専門性を把握して、自分に最適な治療者を見つけられるはずです。自分一人で昇華するのはかなり難しい感情や症状だとは思いますが、被害者はより多くの支援者と繋がり、やり場のない哀しみや怒りを分かち合ってもらいましょう。

 
2016-08-26 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-11/代弁

近親間の被害に遭った子供が、親などを刑事事件で訴えるという事例は、日本では稀だろうと予想します。子供が被害を訴えても母親は「なかったこと」にしようとするのですから、母親が加害者を守ろうとしなかったとしても警察には黙っているはずです。しかし、アメリカでは加害者を罰する体制が整っており、その重要な役割を果たす「アドボケート」という職種が存在します。「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第10章では、近親姦が起きた家族と司法や警察、保護施設などがどのように向き合うべきか解説されています。

「被害児のアドボケート(権利擁護者代弁)とは、子どもの心理的欲求と複雑な法制度の両方を理解している人のことである。この人は、司法手続きが継続する間、子どもとその母親に寄り添って、情報を提供したり精神的な支えになったりする。子どもが警察官や検察官から事情聴取されるときに同席したり、法廷で証言するときに付き添ったりもする。そして、今何が起きていてこれから何が起こりそうかということを説明する。つまり、子どもと法制度の間の通訳の役目を果たすのである。また、子どもは必ず危機に直面することになるが、そのときにもこの人が相談にのってくれる」。

「アドボケートの存在が娘の立場を強くした結果、娘ではなくて父親の方が法的な対決から降りるというケースが増えてきている。あるアドボカシー・プログラムでは、スタッフが扱った近親姦事件のうち父親が有罪を認めたケースが75%にのぼると報告している。近親姦を犯す父親は妻や娘を威嚇して自分の言い分を通すことに慣れている。だが、アドボケートの助けを借りた娘が威嚇されることを拒むと、父親の空威張りは崩れることが多いのである」。

日本でも「アドボケート」の役割を弁護士が担っている場合がありますが、まだ限られた地域でしょう。それでも、この考え方は、被害者が成人後に民事訴訟を提起する場合に応用できると思います。本人が加害者と直接対決するのは困難ですが、支援者が加害者と対峙して、追い詰めることは可能です。証拠で立証することが不可能であっても、なだめすかして加害者の口を割らせるスキルがあれば、しっかりと損害賠償を勝ち取れるはずです。

 
2016-08-24 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-10/秘密

「ほとんどの近親姦の被害者は、秘密を打ち明けたいと願いつつ、同時にそうすることを恐れている。幼いころには、救われるという希望より恐怖の方が強いのが普通である。ほとんどの女の子は、近親姦の秘密が見つかるのを恐れ、家族外の誰にもそれを話そうとしない。彼女たちは、頼れるものは何もなく、秘密を打ち明けることで大変なことが起きると思っている」。

「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第8章では、冒頭で被害者の気持ちが説明されています。それは、児童を保護する施設などの関係者に理解して欲しいからでしょう。ほぼ全ての被害者は口を噤んでしまいます。場合によっては記憶を封印して、自ら「なかったこと」にしてしまいます。被害が発覚したとしても、誰かが共感してくれたとしても、その子供は家族を失うか、加害者と暮らし続けなければならないからです。

この本が出版された1981年のアメリカでは、現在の日本よりも性的虐待に対応する仕組みができていますが、それでも現場が適切に対応できるケースは少なかったようです。この章では、加害行為を認めない父親と加害者をかばう母親に、どのように支援すべきか、あるいはどのように法的処罰を与えるべきか、実際の事例に基づいて提言しています。結果として、現在のアメリカでは、かなり体制が整っているように思います。

はたして、日本の児童保護施設や家庭裁判所の職員は、性的虐待や近親姦について十分な知見を持っているのでしょうか。外面の良い親は家庭内の犯罪を認めないでしょう。被害児童の保護とは、ただ単に施設で生活させることではありません。解離症状を知らなければ、親の一方的な解釈で「虚言癖」にされてしまいます。機能不全家族を正しく理解していないと、適切な対処はできないのです。十分な体制を整えている支援者も一部にはいるようですが、児童を保護する立場にいるより多くの方々に勉強して欲しいと私は望みます。

 
2016-08-22 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-9/自罰

性的虐待や近親姦の被害に遭うと、心身に様々な後遺症をもたらします。私は「性的虐待の後遺症」と題して以前にまとめていますが、「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第6章では、その孤立感や自己否定について言及しています。

冒頭では、「多くの女性がその孤立感は近親姦の秘密と関連しているのだと明言した。子どもだった彼女たちに近親姦を防ぐ力はなかったにもかかわらず、自分は許されざる罪を犯して永久に汚れてしまったのだと感じていた。恥の意識は父親との『情事』が終わったからといって簡単に消えることはなく、成人後もしつこくつきまとった」と、罪悪感や恥辱感がもたらす孤立感について解説しています。

そして、最後には「彼女たちは自分の心理的な損傷の報いを自分一人でこうむっていた。ほとんどいつでも、彼女たちの怒りや失望は自己破壊的な行為として表現された。それは、望まない妊娠をすることであったり、強姦や殴打の対象となること、アルコールや薬物への嗜癖、自殺未遂などといった行為であった」と、誰もが心理的に複雑な反応を示す事実について記述されています。

誰も助けてくれなかった、誰にも助けを求めることができなかった少女には、自罰以外に情動を放出する選択肢がないのです。つまり、「再演」とは、罪悪感や恥辱感を原因とする自罰的な無意識の働きかけです。こうした無意識はエンパワーメントの妨げとなるので、この仕組みを理解して罪悪感や恥辱感を手放せるように周囲が支援する必要があります。

 
2016-08-12 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-8/隔離

「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第5章では、父親から近親姦被害を受けた40人の女性を調査した結果について解説されています。単なるアンケートではなく、手紙をやり取りしたり面接したりして、家庭の状況を詳しく探っています。彼女らに共通した認識として以下の文章があります。

「父親がその家の支配者であることにまったく疑問の余地はなかった。家での父親の権威は絶対的で、それはしばしば腕力によって明確にされた。また、父親は家族の社会生活の全権を付与され、家族の女性たちを事実上社会から隔離することが多かった。しかし、家族の内部では恐れられているこれらの父親が、外部の人びとの目には温厚な人物として映り、立派な人という印象を与えることさえあった。」

「これに加えて、私たちの情報提供者が育った家族は伝統的な性別による役割分業に強く固執していた。彼女たちの母親はほとんどが専業主婦で、経済面で完全に夫に依存していた。(中略)いずれにしても、独立して生計をたてることを現実的な選択肢にできるほどの技能や経験をもつ母親は一人もいなかった。」

「家出した少女のうちの三人は追跡されて捕らえられ、『手に負えない子ども』として病院に入院させられた。だが、この入院期間中に彼女たちの近親姦の既往は明るみに出ていない。また、里親の斡旋や全寮制高校への入学を希望することによって家から逃れようとした少女も三人いた。しかし、彼女たちもまた成功しなかった。」

これは、典型的な機能不全家族です。特に、家族を社会から隔離して秘密を守ろうとする父親と囲い込まれて満足している母親の姿が浮かび上がってきます。娘に自由を与える気がありません。こうした父親は、娘が結婚しても監視を続け、自分の影響力が衰えないように無言の圧力をかけ続けます。そして、母親はその父親に同調して、恋人や夫に触発された娘が反旗を翻さないように干渉し続けます。なぜなら、精神的に社会から隔離しなければ、真実を暴かれてしまうからです。

 
2016-08-10 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-7/定義

ジュディス・ハーマン氏は、「近親姦とは、父親としての権威的立場にある大人と子どものあいだのいかなる性的関係をも意味するもの」だと定義しています。その理由について、以下の説得力のある文章が続きます。

「生物学的あるいは社会的見地からは、破瓜や妊娠につながる可能性のある接触、すなわち膣性交のみが近親姦という名称に値するとされている。(中略)成人男子の見地からは、ペニスの挿入に至らない性行為はあたかも物の数ではないかのごとく『未遂』という言葉で片付けられることが多い。しかし、心理学的見地からは−−特に子どもの見地からは−−その接触の性的な動機づけが、そしてそれを秘密にしておかなければならないという事実が、その行為自体の厳密な性格よりもずっと深い意味を持つ。父親が自分の性欲を満たすために人に言えないような行為に子どもを引きずり込んだその瞬間から、親子の絆は腐敗するのである。」

つまり、近親姦とは単なる性暴力ではないし、程度や回数で計れるような出来事でもありません。最も信頼できるはずの相手から受けた最低最悪の裏切り行為であり、最も尊重されるはずの性を悪用された行為です。それが回復不可能なほどの心的外傷を負わせるという被害者の視点で語られるようにならなければ、社会は罪の重さを理解できないでしょう。

 
2016-08-08 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-6/支配

娘は自分の所有物であると信じて疑わない父親がいます。娘の進学、恋愛、就職、結婚には自分の許可が必要だと考え、「娘さんをください」とへりくだった男に「嫁にやる」のです。女性を品物のようにやり取りしていることに少しも気付いていません。当然、こうした父親にとっては妻も所有物で、家庭内の全ての物事を自分が支配しなければ気が済みません。

そして、支配的な父親は娘の養育を妻に押し付けて、娘とは愛着関係を築こうとしません。なぜなら、愛着とは感情のキャッチボールによって培われますが、父親自身は愛着を知らずに育っているからです。子供は受容や共感を必要としているのに、父親は支配関係しか知りません。相手を慈しむ感情なんて理解不能で、支配を誇示するマーキングとして近親姦を犯します。

「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第4章では、最後に「父親の権力が強ければ強いほど、そして育児が母親だけに任されていればいるほど、父-娘 近親姦は起こりやすくなる」と記述されています。つまり、父親の権力を弱くして、両親が協力して育児にあたれば、近親姦は起こりにくいということです。機能不全家族の連鎖を絶ってイクメンの連鎖を促せば、より健全な社会を作れます。

 
2016-08-05 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :

性的虐待・近親姦の基礎知識-5/責任

近親姦が起きる家庭では、物理的もしくは精神的に母親が不在な場合が多くあります。子供を置き去りにして、暴力を振るう夫から逃げてしまう母親。夫に依存、服従して、子供の訴えに耳を貸そうとしない母親。あるいは親としての能力が根本的に劣っており、家庭を守るという大義名分で、なかったことにする母親です。

とはいえ、母親はストッパーとしての機能を果たさず、被害に遭った子供を癒していないだけで、積極的に性的虐待や近親姦を起こしているわけではありません。母親の養育態度は加害行為を助長したり、様々な後遺症の下地になったりするとしても、決定的な打撃を与えているのは父親や兄、叔父、義父などです。だから、母親の落ち度を取り上げて、父親などの責任を多少なりとも軽く見てはいけません。

「父-娘 近親姦『家族』の闇を照らす」の第3章では、最後に「母親の不在やネグレクト(育児の怠慢)がいかばかりであろうと、それは父親の近親姦の弁明にはならない(中略)。近親姦を犯す父親は、自分には家族にかしずかれる特権があるのだと決めてかかっている」とあります。つまり、家族に対する圧倒的な支配欲や所有欲を父親が持っている場合に、その勝手な欲望を実現したり表現したりしようとして近親姦という最悪の手段を用いるのです。

 
2016-08-03 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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