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産経ニュース「家族『虐待の連鎖』乗り越えて」

産経ニュースで「家族『虐待の連鎖』乗り越えて」という特集が組まれていました。ネグレクトというと単純な育児放棄を想像しがちですが、実際には複雑な親子の葛藤があるのだと示しています。自分が受けた虐待やその後の回復について、他の事例と比較する意味はありませんが、自分の状況を理解する助けにはなると思います。

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2015-12-30 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

性犯罪を野放しにしてはいけない

15歳で性犯罪被害に遭って以降、人生が滅茶苦茶にされた女性の半生が出版されています。集団レイプの被害だけではなく、父親の暴力や母親の無関心といった毒親からの被害もあったために、自暴自棄になってしまったようです。性暴力によるPTSDの典型とも言える性的逸脱行為だけではなく、そういった理由で摂食障害にもなり得るのかと私は気付かされました。

15歳で集団レイプ被害者が激白(上) 加害者の父親から援助交際を…(iZa産経デジタル)

そして、こんな事件もありました。これでも懲役23年とは、日本の司法も機能不全です。犯人は模範囚になって15〜6年で出所するかもしれませんね。死刑にできないとしても、社会を守るためには無期懲役が必要です。アメリカなら積算されて100年程度の懲役になると思いますが、日本の法定刑は甘過ぎて話になりません。

被害者女性は「一生、刑務所から出さないで」と泣いた「エイズ感染」告知後に5人をレイプ 失意が生んだ戦慄の犯行手口(現代ビジネス)

暴論だとは思いますが、すべての国民及び入国者のDNAを登録・管理する機関を作れば、犯罪に対してある程度の抑止力となり、犯罪者を罰することができるようになるでしょう。泣き寝入りせざるを得ない方々を含め、被害者を膨大に発生させている現状を考慮すれば、社会はトレードオフすべきかもしれません。

 
2015-12-28 : 機能不全社会 : コメント : 0 :

ある女性のセルフセラピー

現代ビジネスのウェブページに、ある女性のセルフセラピーの様子が描かれていました。彼女の母親は典型的な毒母で、全てのエピソードが多くのアダルトチルドレンに当てはまるのではないかと思います。また、この女性は気付いていないようですが、彼女の父親も彼女に関心を示していないという事実から典型的な毒父だとわかります。秀逸な文章ですので、ぜひご一読ください。

虐待、暴力、錯乱・・・「生まれる前からお前が憎かった」と母にいわれ続けた、ある女の告白

「どうしてママを棄てたの?」母の過剰な干渉から逃げきれなかった、ある女の告白Ⅱ/自分が誰だかわからない

「母はわたしを愛さなかった」その事実を受け入れ過去を手放した、ある女の告白Ⅲ/あれはしつけではなく「虐待」だった…

 
2015-12-25 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

女性の再婚禁止期間に意味があるのか?

先週、もう一つの最高裁の判断がありました。「女性は離婚後6カ月間、再婚できない」とする民法の規定の100日を超える部分は「憲法違反」だそうです。前提として、女性は妊娠の可能性があるので、父親が誰であるのか判別するために、すぐに再婚できないという制限が必要だと考えられています。

「再婚禁止期間」は憲法違反 最高裁大法廷(産経ニュース)

しかし、婚姻中であったとしても、出産した子供の父親が誰であるのか不明な場合も稀ではありません。虐待されて育った女性は、安易な結婚や妊娠によって家を出ようとしたり、男に捨てられないように妊娠したりするのです。道具として操られた子供は、自分の子供を道具として利用しようとしてしまいます。あるいは、家庭内暴力を振るう支配的な男を無意識に選んだり、困難な事態を解決しようとせずに、逃避してしまう傾向もあるのです。

はたして、女性の再婚禁止期間に意味があるのでしょうか。子供が無戸籍児となってしまう理由は、離婚してくれないDV夫にあるわけではないし、再婚禁止期間にあるわけでもありません。妻あるいは夫の生育歴に起因して、安定した夫婦関係を築けない状況にあるはずです。信頼関係に基づく愛情がないならば、日数で父親を推定しても子供の利益にはなりません。そもそも、離婚してすぐに再婚するなんておかしくありませんか。いっそのこと、男女ともに6カ月の再婚禁止期間を設けてもいいのではないかと私は思います。

 
2015-12-23 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

夫婦が同姓なら家族の絆が強まるのか?

最高裁判所で、夫婦に同姓を強制している現在の民法が、憲法に違反していないと判断されました。裁判所は司法であり、立法機関ではないので当然の判断だと私は受け取っています。国民に選ばれた議員で構成する国会で制定された法律に従うのが司法の役割です。でも、私は、夫婦に同姓を強制する現在の民法に賛成しているわけではありません。なぜならば、自由に生きようとする人々に、不必要な制限をかけているからです。

夫婦は同姓であるべきと主張する理由に、家族の絆が強まるというものがあります。そのあたりについて下記のブログではわかりやすく反論しているのですが、同姓によって家族の絆が強まるならば、なぜ殺人事件の半数以上は親族間で起きているのでしょうか。殺人事件そのものは減っているのに。家族関係が殺人の原因となっているのであり、背後にはその予備群が膨大に存在するわけです。

夫婦別姓は家族の絆を弱くするというとかいう方達は、世界に喧嘩を売っている(永江一石/BLOGOS)

つまり、夫婦に同姓を強制したところで機能不全家族が減るはずはなく、むしろ、家父長制を維持することによって子供を支配する親が増えるのです。その現れが心理的に孤独な子供であり、親族間の殺人事件です。社会の急速な変化によって地域の繋がりが失われ、家族が孤立している現代ですが、一方で人の繋がりは多様化しています。こうして私とあなたが繋がっているように。同じ姓を名乗ってお互いを思いやれる家族は一つの理想ですが、姓にこだわらずにお互いを思いやれる家族も一つの理想です。

 
2015-12-21 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-6

「解離」とは、意識が自分から切り離されてしまった状況です。意識が離れたからといって、バッタリと倒れるとは限りません。何らかの事故で腕が切断されてしまった時に、痛みを感じないように脳が自動的に感覚神経を遮断する場合があります。酒を飲み過ぎたために、脳が正常に機能しなくなって、欠落した記憶しか残らない場合もあります。あるいは、自分で引き受けてしまうとあまりにも辛すぎる現実に対処して、脳がなかったことにしてしまう場合もあるのです。

あなたが、子供の頃から時間を失っているような感覚を持っているならば、もしかすると解離しているかもしれません。周囲から嘘つきだと言われた経験が頻繁にあるならば、あなたの記憶が繋がっていないとも考えられます。丸一日眠っていたと思っても、自分が何かしていた痕跡があるならば、解離していた可能性があります。そして、身に覚えのない商品を買っていたり、いつの間にかお金がなくなっていたりしたら、あなたの中に別の誰かがいるかもしれません。

解離は自覚できないので、自分では判断できません。子供の頃から幾つもの疑問を持ちながらも、誰でもそんなものだと誤解して、成人するまで発覚しない場合が多いでしょう。でも、もしもあなたが自分が解離しているのではないかと疑っているならば、「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」をお読みください。細かい出来事を比較、検証できるので、自分を把握する一助となり得ます。

 
2015-12-18 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-5

私は、本書を読んだ方から「自分の子育てを振り返って、いくつも反省してしまった」という感想を頂いています。書き始めた頃に意図していたわけではないのですが、この本は結果として育児書にもなっています。その理由は、真由美の生育歴を実際にトレースするとともに、彼女の両親がどのように不適切な養育を行なったのか具体的に描かれているからです。表情や態度で乳児期から操作する毒親は、「虐待」という言葉で語れるほど単純ではありません。

そして、私が毎日の混乱の中でどのように振るまい、彼女の連れ子にどのように接したのかといった事実も正直に残しています。私はスーパーマンではありませんので、毎日葛藤するような状況でした。また、彼女の連れ子は、真由美と同じ環境で生まれ育ったがゆえに、真由美と同じような問題を既に抱えていました。つまり、機能不全家族の連鎖も乳幼児期から始まっているわけです。

私は自分を評価してもらおうとして書いているのではなく、私の態度の善悪を参照して、あるいは真由美の生育歴と比較して、読者に利用して欲しいと考えています。こうした具体的な出来事を読者が共有できれば、社会で子供が不適切な養育を受ける可能性は低くなるだろうと期待しています。これから子供を育てる可能性がある方や子育て中の方には、育児書として読んでいただきたいと願っています。

 
2015-12-16 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-4

子供が親を批判すると、周囲の者が「子供を愛さない親はいない」と説得するシーンをしばしば目にします。しかし、そんな慰めは全く役に立たないメッセージです。正しくは「子供の愛し方を知らない親がいる」であり、「愛情と支配を混同している親がいる」です。親との愛着関係を築けなかった親、親から信頼関係を学べなかった親、親に共感してもらえなかった親などは、愛情を履き違えています。それが世に言う「毒親」です。

悪意で虐待されれば子供は親を捨てやすくなります。一方で、親に虐待の自覚がない場合は、子供は親に対する思慕をいつまでも捨てられません。乳幼児期に自由な感情を表現していれば、その後も自分の感情を抑圧しようとはしませんが、操作され続けた子供は見捨てられ不安を抱えています。そういった情動が、心的外傷(トラウマ)の根を深くし、フラストレーションが高まる原因となり、親との共依存を維持させるのです。

本書では、一人の女性の半生の中で心的外傷の原因や症状を描いています。また、間近で見ていた私が心的外傷を理解していく様子も描かれています。意識と無意識や解離が、人にどのように作用するのかといった点でも他に例がないのではないでしょうか。かなり具体的な事例なので、理屈ばかりが並んだ出版物よりも心の問題を捉えやすいだろうと思います。

 
2015-12-14 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-3

多くの日本人は、虐待とは殴ったり蹴ったりの暴力や食事を与えないようなネグレクトを指すと理解しているでしょう。性的虐待は稀に起きているだけで、実父や実兄が幼い娘や妹を強姦する出来事なんて、外国の話だと受け取っています。まして、情緒的な虐待が乳児期に始まっているとは、これっぽっちも想像していないに違いありません。

しかし、虐待する親は、最初から愛情の本質を知らないのであり、子供が誕生した段階から自分を満足させる道具として扱います。だから、自分の思い通りにならない子供に対して腹を立てるのです。私は真由美が解離した状況で彼女の乳幼児期に接していますが、乳児のような振る舞いを見ていますし、5歳の子と会話したこともあります。7歳の子とは長期間かつ長時間コミュニケーションしています。

カウンセリングを受けると「インナーチャイルド」を癒すように指導されると思いますが、私は実際に存在するインナーチャイルドと一緒に過ごしているわけです。本書では、そうした状況をつぶさに記録していますので、インナーチャイルド理論に懐疑的な方がお読みくだされば、リアルに理解できるのではないかと予想しています。

 
2015-12-11 : 機能不全家族 : コメント : 0 :

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-2

私はBPDやDIDに対する知識はなく、とにかく振り回される日々でした。真由美も鬱状態にあるという自覚はあるものの、感情の激変や解離症状については認知できず、当初はちょっとした心の不調程度にしか理解していませんでした。しかし、いわゆるパンドラの箱を開けた状態になり、それまで抑圧されていた感情が放出されるようになったのでしょう。言わば、治療の始まりです。

私は真由美に起きている状況を0から理解していったのですが、そのために遠回りしたとも思っています。専門家と称する人々の出版物を参考にしたものの、多くは基礎知識を得られるだけで具体性が伴っていないと感じました。本書を出版した理由には、私の経験を開示して、同じ悩みを抱えている方々の遠回りをなくしたいという思いがあります。

BPDやDIDには心的外傷に見られる後遺症の大半が現れています。毒親との関係に起因する日常的な問題、摂食障害や依存症といった嗜癖、多様で複雑な反応など、あなたが抱える問題に役立つ要素がきっとあるはずです。心的外傷とC-PTSDとしての反応を理解できれば、すぐには状況が良くならないとしても、負から正にスパイラルを転換できるのではないかと期待しています。

 
2015-12-09 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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