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道徳教育と「いい子」

学校の「道徳の時間」が教科に格上げされて、検定教科書が使われ、成績まで評価されるようです。中央教育審議会が答申を出し、文部科学省は2018年度にも導入する方針です。戦前の教育勅語の復活を意図しているといった背景もあるようですが、毎日のように家族が殺し合うこの国で、上から目線の道徳が必要でしょうか。家族が壊れているから必要だという主張もあるかもしれませんが、こうした全体主義的な発想こそが家族を崩壊させていると私は感じています。

道徳教育には伸びやかに取り組みたい(日本経済新聞)

国が理想的な家族や人物像を提示して、子供が「いい子」を演じるように、学校が仕向けようとするのです。まさしく「機能不全国家」としか言いようがありません。その証拠が外面総理です。安倍総理は脱税疑惑が報じられると、健康問題を理由として一瞬で辞任した過去があります。最近でも、女性活用を始めとしてノーベル賞、新幹線、映画祭といった利用できる場には頻繁に登場する一方で、自分が任命した閣僚の不祥事では隠れてしまいました。彼は国民のために政治を行なっているのではなく、祖父や父親のために「良い総理」になろうとしているとしか私には思えません。

【安倍首相の脱税疑惑など】旧首相時代に安倍氏は相続税3億円を脱税していた!?他にも原発事故予防対策を拒否したり、統一教会に祝電を送ったり・・・ (真実を探すブログ)

自分で考えて、自分で決めて、自分で行動し、自分で責任を取る。そうした自律した人間に子供を導く道徳ならば歓迎します。けれども、教科書や成績を下地として共感や受容を育めるのでしょうか。教師に十分な素養が備わっているのでしょうか。道徳の時間が機能不全家族に生まれた子供を救えるような位置付けになるよう、私は願っています。

 
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2014-10-30 : 機能不全社会 : コメント : 0 :

親に愛されなかったと認めましょう

あなたは親に愛されていますか。このブログに辿り着いているということは、おそらく愛されていないのでしょう。でも、その事実を自分では認めることができずに、捉えどころのない不満となって抱え続けているのではないでしょうか。その不満を解消するために、まず前提を考えてみましょう。どんな親でも子供を愛するのか、愛さなければいけないのか。

子供が誕生しただけで、一人前になっているつもりの親は大勢います。住居や食事を提供しているだけで、子供を愛しているつもりになっている親も大勢います。自分の感情を押し付けているのに、自分の都合で操作しているのに、それが愛情だと勘違いしている親も大勢います。そして何よりも、愛情とは何なのか自分の身をもって経験していない親が大勢いるのです。

あなたの親は、あなたを愛していないのではなくて、愛情そのものを知らないのです。だから、子供に愛情を注がないのではなく、誰にも愛情を注げないのです。信頼関係がどのように構築されるのか幼少期から学んでいません。そんな親に子供を愛するように求めても、無理があると思いませんか。とても非情な言い方になりますが、あなたは親に愛されなかったと認めるしかありません。そうやって親の愛情を諦める以外に、あなたの不満を解消する手立てはないでしょう。

どんな子供にも愛される価値があると私は思っています。親から愛情を得られるのが一番良いに決まっています。けれども、親以外の誰かから愛情を与えられても良いのです。親にしがみつかなくとも、あなたを愛する人がどこかにいるかもしれません。多くの人から小さな愛情を受け取っても、自己肯定感は培われます。過去に囚われずに、自分の能力を信じれば良いのです。

   



2014-10-27 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

暴力と潜在意識について考えましょう

世の中には、すぐに手を出す人がいます。自分が気に入らない出来事があれば、途端に激高して殴ったり蹴ったりします。街中で迷惑行為を行なったり、家庭内で配偶者や子供にあたったりしています。こうしたろくでもない連中を許す気は私にはありません。けれども、社会や家族を相手に悪者を演じて、誰かに構ってもらおうとしているのだと理解はできます。

彼ら彼女らは、深層心理に幼少期の怒りを抱えています。本当に殴りたい相手は、両親や祖父母などの養育者です。殴りたくても殴れないので、普段から殴る相手を捜しています。だから、自分よりも強そうな相手には絶対に歯向かいません。必ず、自分よりも体格が劣る相手を選んだり、反撃できない配偶者や子供を対象としたりするのです。

暴力という手段を選択する理由は、共感する能力が乏しく、相手の痛みや悲しみに鈍感だから。幼少期から痛みを共感してもらえず、話し合いも存在しない家庭に育っているはずです。養育者から暴力も受けていたのでしょう。自分を守るために、今になって暴力で対抗しています。自分が受けた理不尽な暴力を再演しているのです。

あなたが、周囲の者に暴力を振るっているならば、まず自分と向き合って過去の感情を昇華しなければなりません。何らかの出来事をきっかけとしていても、原因はあなたの潜在意識にあります。暴力を否定する良心的な自分の心を育てましょう。

 
2014-10-25 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

希死念虜か自殺願望か整理しましょう

あなたが、生きていても仕方がないと感じているならば、その理由について考えてみましょう。失業したからですか。失恋したからですか。大切な人を亡くしたからですか。人間関係に疲れたからですか。家族に見放されたからですか。暴力を受けているからですか。生活に困窮しているからですか。保険金で借金を返済するためですか。人生に絶望したからですか。それとも、なんとなくそう思うのですか。

私は自殺しようと考えたことがないので見当違いかもしれませんが、自死する理由について「希死念慮」と「自殺願望」を区別した方が自分の心を整理できるのではないかと思っています。

希死念慮には、消えていなくなりたいという無意識が作用しています。自分でもよくわからないけれども、やりようのない情動に支配されて、自分の存在自体をなくしたいと感じています。それは、理不尽な被害に遭っていたり、怒りや哀しみの矛先を加害者に向けられなかったりするからです。誰にも心情を訴えることができずに、否定的な感情が飽和しているのでしょう。

一方、自殺願望には、死にたいという意識が明確に伴っています。自分の怒りや絶望を表現したい、現在の苦しみから逃れたいといった何らかの目的が存在します。目的達成のために積極的に自分の死を利用するわけです。希死念慮は自分の内側に向いた感性の現れで、自殺願望は自分の外側に向けた理性の現れと言えるでしょう。

私は、大半の自死は希死念慮が根底にあると思っています。自殺願望については論理的に自制できるかもしれませんが、希死念慮は自問自答しても解消できません。自尊心や安心感を培うことが何よりも必要です。あなたに「消えていなくなりたい」という感情があるならば、その感情も含めて自分を肯定し、少しでも心地良く感じる出来事を増やしましょう。

 
2014-10-22 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

引きこもりの原因は親との関係です

心が疲れたり傷付いたりすると、人は内に籠ろうとします。それは、自分の心を守ろうとする健全な反応です。無理するよりも、取りあえず休息した方がいいでしょう。親が衣食住を提供できるなら、遠慮なく恩恵にあずかりましょう。福祉制度を利用できるなら、臆することなく求めましょう。回復に必要な時間や費用を社会は負担すべきです。

でも、休息にはメリハリが大切です。いつまでも心理的に引きこもって、永遠に親や福祉に取り憑こうとするならば、あなたの自己否定感は強化されて、生きづらいと感じながら生き続けることになります。それは、あなたの望みでしょうか。もしも、自分を変えたいという気持ちが少しでも芽生えたならば、親との関係を見つめ直してはいかがでしょうか。

あなたの両親は、あなたを肯定して自律に導いていましたか。愛情を伴ってあなたを叱っていましたか。自分の過ちを認めて、あなたに謝罪したことがありますか。相手の考えを理解し、自分の考えを理解してもらうように心を砕いていましたか。あなたの家では、子供も一人の人間として尊重されていましたか。

あなたがダメな人間であればあるほど、毒親は自分の優位性を感じて満足しています。子供の不幸を食い物にして愉悦に浸るのです。あなたは、毒親に人生を台無しにされて悔しくありませんか。人生を楽しまないと損だと思いませんか。人生を取り戻して、報復してやろうと思いませんか。引きこもった原因は親にあったとしても、その状況を継続している責任はあなたにあります。自分から外に出ない限り、あなたは誰からも愛情を得られず、生きづらさを解消できません。
2014-10-19 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

いじめは生きづらさの原因ではありません

人間社会には摩擦が付き物です。人それぞれ様々な考えや主張があり、社会のどこかで何らかの関係を持たざるを得ないからです。その関係が特定の場所で構成される時、人はグループを形成するようになり、グループとしての意志を持ち始めます。すると、グループを維持するためには価値観や目的を共有しなければならず、共有できない者はグループを離れたり別のグループを作ったりします。そうした活動では必然的に反目や衝突が発生するのであり、最近では多数から個人への攻撃を「いじめ」という大きな括りで総称する場合があります。

つまり、社会活動にはいじめが伴うのが当たり前で、問題が発生するたびに「いじめ」に原因を求めても意味がありません。殴られたり蹴られたり、無視されたり、嫌がらせを受けたりすれば、人は直接的な事実に目を向けがちです。攻撃してくる相手、対立している相手にその原因があると考えるでしょう。しかし、本質的な原因は、あなたの受け止め方にあります。相手と共依存関係にあるから、あなたは苦しさを感じているのです。

あなたが相手を必要としないならば、グループを去ればいい。法をもって対処すればいい。手段を選んで報復すればいい。身体が痛かったり腹が立ったりしても、健全な心は痛みません。あなたのコミュニケーション能力が高くなり、圧力に対抗する意志が強くなれば、相手は迂闊にあなたを攻撃できません。あなたに絡もうとする者は、あなたに構って欲しいだけです。

もしも、「いじめが原因で生きづらい人生になった」と考えているならば、自分の生育歴を振り返ってみてはいかがでしょうか。物事の思考方法や対処方法に機能不全家族の影響がありませんか。あなたをいじめている人物は、あなたの両親に似ていませんか。生きづらい状況に「いじめ」があるだけで、原因は自尊心の低さだったり、ストレス耐性の低さだったりしませんか。

 
2014-10-17 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 2 :

嗜癖(アディクション)の仕組みを理解しましょう

嗜癖とは有害な習慣です。アルコール、薬物、ニコチン、ギャンブル、食べ物、買い物、窃盗、セックスなどを過剰に取り入れる行為です。依存症とも呼ばれますが、自分の意志に反して制御不能になると一般的には理解されています。物質に対する嗜癖、行為に対する嗜癖、関係に対する嗜癖に分類されます。多くの精神科医や自助グループなどでは、対症療法的に嗜癖している行為を抑えようとするようですが、最近では根本的な要因に目を向けるようにもなっています。

その根本的な要因とは当事者が抱える心の問題です。嗜癖に陥る多くの人達は幼少期に機能不全家族に育っており、その頃に受けた心の傷に気付かないまま成長しています。だから、いくら対症療法的に嗜癖をやめさせようとしても、上手くいかずに再び手を出してしまうのです。嗜癖もPTSDの一種で、脳の前頭前野では行動を制御できない状況にあるのだと私は理解しています。

極端な言い方になりますが、当事者が欲しているのはアルコールや薬物などではなくて愛情です。もちろん、仕事が上手くいかないとか、失恋したとか直接的なきっかけはあるのでしょう。しかし、親に対する不満や怒りが根底に存在し、その底上げがあるからこそ日常生活が苛つくものとなり、自分を制御不能にしてくれる物質や行為や関係に嗜癖するのです。なぜなら、自分と向き合わずに済むからです。

もしも、あなたが何らかの嗜癖に陥っているならば、まずは嗜癖の仕組みを理解しましょう。そして、幼少期から受けた養育を振り返ってみましょう。さらに、嗜癖対象を無意識に選択している理由について考えてみましょう。そうやって自分と向き合わない限り、本質的な解決はできません。生きづらいと感じているあなたが、自身を痛めつけているもうひとりの自分と対話するイメージです。

   
2014-10-15 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :

空気を読むのはやめましょう

「KY」という言葉が流行しました。K=「空気」、Y=「読めない」で、「空気が読めない」という意味です。私は幸いにして空気を読む気がないので、読めなかったとしても特に心理的な負担を感じません。ところが、最近の若者や子供達は、空気を読もうと必死になっていたり、空気を読まない人を排除したりするようです。

「空気を読む」とは相手の気持ちを察する行為ではなく、多数への同調を要求する、個人に対する圧力です。実は、この圧力は機能不全家族の中でも強く作用しています。子供が親の顔色をうかがったり、親が家族全体を優先したりする背景には、支配者の同調圧力が存在します。

つまり、稽古事や学業、スポーツなどで優秀な子供に囲まれ、素晴らしい家族を築いていると思われたい親は、世間の評価に子供が同調するように要求し続けているのです。そして、こうした環境が子供に空気を読ませています。子供は、物事を深く考えず、自分で評価せず、自分と異なる意見を尊重せず、自分と異なる考えに迎合します。

要するに中身がない人間に成長するのです。アダルトチルドレンの場合も本当の自分とは異なる性格を演じたり、はっきりと断れなくて無理をしたり、自分を守るために誰かを攻撃したりする人が多いのではないでしょうか。もう、空気を読むのはやめましょう。空気を読むから息苦しくなって生きづらく感じるのです。空気は大きく吸って、吐き出しましょう。

 
2014-10-13 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 2 :

児童精神科医へのメッセージ

子供が心に不調を抱えているように見えると、おそらく親は児童精神科医の元を訪れるでしょう。様々な感情を抱えるのが人間であり、それは成長過程においても必要なことです。ところが、子供に向き合えば済んでしまうのに、やたらと専門家を頼ろうとする親がいます。というよりも、親の支配によって子供が苦しんでいるのに、責任を転嫁して専門家に解決してもらおうとする毒親が、児童精神科医の元を訪れるのです。

あなたは、こうした仕組みを念頭に置いていますか。子供が抱えている心の不調は、子供の問題ではなくて家族の問題が子供に現れているだけです。親が学校生活に原因を求める場合も多いでしょうが、いじめたりいじめられたりしている子供は対人関係が苦手なだけで、その根本的な要因は乳幼児期からの養育や家庭環境にあるはずです。

困っている子供が頼れる大人は誰でしょう。親ですか、教師ですか、児童精神科医ですか。毒親だったら親を頼れません。鈍感な教師だったら心の不調に気付いてもらえません。児童精神科医も玉石混淆です。まさか、子供に精神薬を飲ませていませんよね。安易に発達障害にしていませんよね。児童精神科医が子供にとって最後の砦になれるように、真剣に向き合ってください。さもなければ、子供が心を開くことはなく、家庭の秘密を口外するはずもありません。時間をかけて信頼関係を築いてくれる大人しか、子供は頼れません。

 
2014-10-10 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :

敢えて、死者に鞭打つ

長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された少女の父親が自殺を図った模様です。多くの報道で加害者家族として論評されているようですが、彼は加害者家族でしょうか。

佐世保同級生殺害:容疑の少女の父が自宅で自殺か(毎日新聞)

私は彼こそが真の加害者だと考えています。確かに娘は殺人犯です。けれども、娘は父親に金属バットを振り下ろし、同級生を殺害してまで父親に報復しているのです。見事に父親を晒し者にして死に至らせたわけですが、何もされていない娘がこのような行為を行なうとは思えません。親の価値観を押し付けられた程度で、猟奇殺人を実行するのでしょうか。私は近親姦があったのではないかと疑っています。

この父親は自分で責任を負わずに、永遠に逃げ果せました。本当に腹立たしい。だったら、なぜ娘が小学生の時に自死しなかったのか。娘に金属バットを振り下ろされた時に、殺させなかったのか。無関係の少女が巻き込まれてから、自分を守るために自殺して許されるわけがありません。

彼は外面が良い人物でした。娘と仲が良さそうな写真を公開していました。娘の薬物混入事件を揉み消しました。自分が殴打された事件も葬りました。でも、今回の事件は隠せませんでした。だから、自分を社会から消し去りました。では、自殺で何を隠そうとしたのでしょうか。そう、真実です。

娘は誰も信頼していないから行動を起こしたのでしょう。心底信頼できる相手が見つからない限り、永遠に真実を語らないと思います。それでは父親の思う壷ですが、父親を憎みながらも慕っていたはずです。機能不全家族に育った子供の回復において最も困難な点は、親子という関係にあります。彼女が自分の感情を整理して、回復できるよう願っています。

 
2014-10-07 : 機能不全社会 : コメント : 5 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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